『これからは個人の時代』に感化されるのはキケンな理由

2019.01.30 (水)

『これからは個人の時代です』『会社を辞めて起業しましょう』。ネットを通じて10代、20代から年配の方まで老若男女問わず、個人で発信できるようになり、なんとなく先行き不安になった会社員の方が感化され、勢いで会社を辞めてしまう光景をよく目にする。

個別の選択に良し悪しはないことを前提として、果たして「会社を辞めて個人で起業」が、人生100年時代ののロールモデルになるのだろうか。正解はないが、洗脳的なアプローチをするビジネスが世の中を蔓延っているのが現状だ。

「このままの会社員生活でいいのだろうか・・」「今後、どう生きるのがいいのだろうか・・・」と悩める会社員は、今後、どのような視点で働き方を考えると良いかをお伝えする。

 

 

「会社員がバカ」で「個人がカッコいい」という2択で考えるな

個人で発信しやすくなったという事実自体は紛れも無い事実だ。しかし、「会社員はバカ」「個人が正解」という2択で物事を考える風潮は視野が狭すぎるのではないか。

キングコングの西野亮廣と堀江貴文さんの共著「バカと付き合うな」という本の中で、西野さんが「組織人と個人が自由に横断できる時代だ」と述べている。また、最近テレビを賑わせている箕輪厚介さんは、実業家である一方で、幻冬舎の編集者を辞めていない。箕輪さんは「給料が0円になっても会社は辞めない」と断言されている。

最近では『ヒロシです・・』で有名なお笑い芸人のヒロシさんが「働き方1.9」という書籍の中で個人で発信していく生き方を推奨する中で、会社を辞めずにコツコツと個人でやりたいことのタネを蒔いていくことの重要性を説いている。

 

 

組織と個人が融合する時代

西野さん、箕輪さんに共通する点は「組織のメリットを利用、活用している」という点だ。収入面や時間面で組織に依存するのではなく、組織と個人、両方のメリットを活かしている。

会社員のメリットとは何だろうか。それは「収入が固定である」「スケールメリットを活かせる」「資金力がある」「影響力がある」などだろうか。一方で個人のメリットは「自分で決められてすぐに動ける」「自分でやりたいことがそのまま実現できる」だろうか。こうしてざっくり思い描くだけでも、メリットとデメリットを補完する点が多い

では、なぜこれまでは実践する人が少なかったのだろうか。それはネットがなかったからだ。ネットが普及したことで、個人がお金をかけずに発信したり、個人同士で価値をシェアできるようになった。

 

 

会社にいるべきか独立すべきかは問題ではない

先の西野さんは、著書の中で「会社を辞めるかどうか迷っているといることは、各々のメリットを感じているから」。「会社のメリットと個人のメリットを総取りした方が一番おいしいに決まっている」と説いている。

また、複数の働き方を組み合わせることに関し、国も後押ししている。厚生労働省は2018年1月に副業・兼業について、企業や働く方が現行の法令のもとでどういう事項に留意すべきかをまとめたガイドラインを作成した。人が違えば働き方も違う。人の数と働き方が比例する時代になっていると感じる。働き方は2択ではないのだ。

 

 

両立するには時間という壁がある。

複数の働き方を組み合わせるにあたり、一つ壁がある。それは「時間管理」だ。一般的な現在の会社員は、会社が決めた労働時間で、目いっぱいの時間を投下して労働し、対価を得る時代だ。

その労働時間が問題になり、「ワークライフバランス」や「働き方改革」が話題となった。現在企業は労働時間規制の対応に追われており、全体観としては少しずつ改善に向かっていると感じる。

労働時間が減少する傾向にある一方で、終身雇用制度の崩壊を発端とした人生100年時代の働き方が話題となっている。企業は永年その人の働き口を保証しない時代になっている。つまり、複数の働き口を作っておくことは、起業と会社員という働き方の問題以前に、収入面や生きていくためリスクヘッジとなる。

複数の働き口を持つと、課題となるのが、その時間配分だ。組織にいる時間、個人で活動する時間は上手に時間を使わないと、両立することは難しいだろう。組織人とし右肩上がりで収入が得られない状態で、個人の仕事を確立する時間が取れない、管理できないことには、両立し得ない。

例えば、9時~15時は組織、16時からは個人で活動といった場合、16時からの個人活動は誰にも強制されていない。自ら自律しないとならないため、サボってしまうこともできるだろう。この個人活動の時間を上手に使えるようにならないと、人生100年時代で働いていくことは難しくなる。

 

『これからは個人の時代』だけに固執する考え方は、既に古い理由

『これからは個人の時代』に固執するのは既に古い理由をお伝えした。働き方は2択ではない。人の数だけ働き方がある時代になる。その分、組織が保証してくれる範囲も狭まり、なかば強制的に個人の自律が求められる状況になり得る。

個人が自立・自律して、働き方を複数持つにあたり、必要となるのは時間管理。両立させるため、時間を上手に配分し、仕事を同時並行で回していく能力が必須となる。現在は一企業でのワークライフバランスや働き方改革が話題となっているが、働き方の組み合わせを実現するパラレルワークという考え方が浸透してきている。その時代で必須スキルとなる時間管理能力を今のうちに養っておく必要がある。

 

 

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